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黒の狙撃者 (Hayakawa novels)
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ミハイル・ケリイ、アイルランド生まれ。語学的才能、演劇的才能にすぐれ、何よりも、拳銃の扱いにかけては右に出る者なし-暗号名〈クークリン〉、KGBがアイルランドに埋めこんだ時限爆弾…。英国SAS少佐ヴィリアーズは、中近東で作戦中、亡命ロシア人から驚くべき情報を入手した。折しも、アイルランドで起きた不可解な暗殺事件をめぐって、DI5では、IRAとの抗争を激化させることだけを狙ったような過去の多くのテロ事件に、注目していた矢先であった。西側の秩序破壊を企むKGBの陰謀か?これら長期にわたる暗殺の背後にいるのは、何者かに正体を偽装した休眠工作員ケリイか?だが、ケリイの存在が明るみに出た時、運命の非情な環は意外な人々を捲込んで、ゆっくりと回転しはじめていた。硝煙の世界に生きる男たちの光と影を鮮やかに描き出す、待望の冒険サスペンス。
小説・エッセイ > 外国の小説
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