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コンピュ-タ・ウイルスの恐怖
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情報システムを破壊し、ますます凶悪化するハッカ-た
現在では、切符の予約から、キャッシュカードによる銀行振込や預金の引き出し、商品の注文・管理、大学病院での患者のデータ保存、さらには原子力発電所の運転まで、コンピュータは私たちの生活のあらゆるところに深く入り込んでいる。もし、その内部にハッカーやコンピュータ・ウイルスが侵入し、データを破壊したらどうなるか。これは考えるだけでも恐ろしい。入院中の患者にとっては命に関わる一大事になり、場合によっては、原子炉が暴走を始め、大惨事をまねくことにもなりかねないのだ。では、このように深刻な社会問題をはらんだコンピュータ犯罪は、なぜ生まれ、どのように展開してきたのか。ハッカーはどこから出現し、現在ではどんな活動をしているのか。そもそもコンピュータ・ウイルスは、誰が考案したもので、どんな経路で感染するのか。そして将来、コンピュータ犯罪はどう変貌していくのだろうか。気鋭のコンピュータ・ジャーナリストと情報セキュリティの専門家が、膨大な資料を駆使し、当事者への綿密な取材を通して、電子の世界をかけめぐる。スリルに満ちたコンピュータ・アンダーワールドへの格好の入門書。
パソコン・システム開発 > その他
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