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ハーレーダビッドソン伝説
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武骨なボディ、爆音を轟かすエンジンー独特の魅力で乗り手を心酔させるハーレーダビッドソン。事実と異なる1947年の雑誌記事のために悪評を纒わされた巨大なマシンは、以後“地獄の天使(ヘルズ・エンジェルズ)”をはじめとする無頼者たちの象徴的存在として、「イージー・ライダー」など多くの映画や小説に登場した。メーカーの意図とは裏腹に不逞の薫りを増すバイカー・カルチャーはさらに、多くの真のアウトローやえせバイカーを惹きつけていく。一方、あい変わらず富裕層むけの製品を作り続けていたハーレーダビッドソン社は、高性能な日本車に市場を奪われ、経営状態を悪化させていた。創業者の血を引く天才デザイナー、ウィリー・Gは会社の危機を救うべく、スーツを脱ぎ捨ててアウトローに歩み寄るが…いまや「アメリカの魂」ともいうべきハーレーダビッドソンが米国の社会・文化の変遷のなかでたどってきた数奇な運命と、それをめぐる人々の多種多様なドラマを描いたノンフィクション。
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