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ブリキの馬
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引っ越しを控えて家を整理していたエレインは、60年以上前に行方をくらませた双子の姉の所在についての手がかりを見つけた。そしてエレインの脳裏に、ロサンゼルスで育った日々がよみがえる。ウクライナから移住した祖父。アメリカに希望を抱きつづけた父。気まぐれさの裏に悲しみを隠していた母。個性豊かな妹二人。そして、ハリウッドでの活躍を夢見る奔放で魅力的な双子の姉、ライバルで親友でもあったバーバラ…。激動の20世紀を生きた一家の歴史を思い返すうちに、エレインは自分の子供時代を見つめなおし、姉についての真実を知る。忘れがたい語り口で読書人を魅了した傑作長篇。サンディエゴ図書賞受賞。
小説・エッセイ > 外国の小説
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