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天使と石ころ
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著者 | 藍内 友紀
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出版社 | 早川書房
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発売日 | 2024年02月21日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 2,420 円
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歌が好きなただの子供だった。ゲリラが来るあの日までは…七歳のカラマが住むリベリアの村を、少年少女兵士たちが破壊した。カラマは母親を殺され、彼らに拉致された。銃をあてがわれ、生き残るために兵士となり、自分が襲われた時のように他の村を襲う。歌いながら戦闘に没頭するカラマは、急襲した村で、囚われていた白人の少年アンヘルと出逢う。アンヘルも高音を美しく歌う才能をもっていた。まもなくカラマとアンヘル二人は、“秘密の場所”へ売り飛ばされる。待ち受けていたのは銃を使わない、自分の喉と声と歌をたのみとした新たな闘いだった…。大人たちの不条理な搾取に抗う、子供たちの命懸けの人生の行方。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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