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がんになる前に乳房を切除する遺伝性乳がん治療の最前線

著者	小倉孝保
出版社	文藝春秋
発売日	2017年09月25日頃
サイズ	単行本
価格	1,760 円

二〇一三年五月、女優アンジェリーナ・ジョリーの両乳房切除手術の発表は世界中を驚かせた。だがそれよりも二十年以上前、一九九二年に世界に先駆けて健康な自らの乳房にメスを入れた女性がいた。当時三十七歳の英国人、ウェンディ・ワトソン。母親も祖母もがんで亡くした彼女は、がんの遺伝など非常識だった時代、世間の偏見と闘い、その行動にはダイアナ元妃もエールを送ったー。

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