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石北本線 殺人の記憶
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一人の男が「20年の眠り」から目覚めた。北海道の将来を担う若手頭取と期待された松崎公平は、かつてバブル崩壊の責任を取る形で収監された。社会に絶望した松崎は、元NASA研究員による、人間を長期の睡眠状態にする「コールドスリープ」実験の対象となることを買って出た。目覚めると、頼りにしていた元秘書が、石北本線「オホーツク1号」に乗って消え、財界仲間も次々と殺害されていった。
新書 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・な行
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