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出世商人（四） (文春文庫)

新薬“元気丸”の商いで、多額の借財を完済した文吉は、不安に駆られていた。良き相談相手でもある医師・手塚良庵が大坂へ遊学することとなったのだ。良庵は江戸を発つ前に文吉に新たな商売を提案する。それは、貴重で高価な利益幅も大きい砂糖の販売だった。しかし、その製造には大きな障害があってー。シリーズ第四弾。

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