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総合的な学習の評価(小学校編)
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子どもが伸びる評価の実際
総合的な学習について、著者がこれまでの検討を通して確認したことがらは、評価の問題は期待する学力とセットで語るべきである、総合的な学習の時間をめぐる評価には、子どもに対する評価と教師の働きかけに対する評価の両面がある、評価のための評価に終始するのではなく、評価すること自体が「子どもが伸びる」ことに寄与すべきである、ポートフォリオを始めとするいかなる方法や考え方を採用するとしても、実践上における実用性という条件が欠かせない。ポートフォリオや「ふりかえりカード」をどれほど多量に蓄積しても、それが有効に活用されなかったり長続きしなかったりするのであれば意味がない。実用性に最大限配慮した評価方法の開発が肝要である、という4つに集約できる。本書では、この4点を基本にして構成し、その考え方の道筋と実践を通して確認できた成果について報告する。
人文・思想・社会 > 教育・福祉 > 教育
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