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剣岳岩尾根殺人事件 生田直親(著) 徳間書店 - @Books

剣岳岩尾根殺人事件 (Tokuma novels)

著者生田直親
出版社徳間書店
発売日1990年07月01日頃
サイズ新書
価格768 円

長篇山岳ミステリ-

冬は閉ざされている立山-扇沢ルートが開通した日、登山姿の男女が室堂に降り立った。男は山村秋行、精神科医であり、女は患者の沢村淑美だった。未だ白銀の剣岳を目指す2人は、別山平で1泊、源治郎I峰下部岩壁でザイルを結び合った。まっ黒な岩壁が眼前に立ちはだかり、ハングと垂直の連続する壮絶な佗立は圧倒的である。数カ月前まで、淑美は夫殺しの容疑者だった。保険金目当ての殺人放火という嫌疑は精神鑑定の結果、過度の飲酒による病的酩酊とされ、無罪を勝ちえたのだが…真相はザイルに賭けられた。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
新書 > 小説・エッセイ

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