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陰陽寮(おんみょうりょう)(2(怨霊篇)) (Tokuma novels)
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書下し超伝奇巨篇
少外記の清原元親の娘、杏奈は父の死後、後妻と連れ子の二人にいじめられ、命まで狙われるような状況だった。偶然、瑳峨野で出会った幼なじみの橘の少尉・藤原信郷の紹介によって、難を逃れて清少納言のもとに赴く。後宮で知り合った鈴虫は信郷の親友である藤原冬仲に惚れていた。が、冬仲の裏切りにより、無惨なことに…。日毎、衰弱し見る影もなくなって行く鈴虫。いつしか、宮中には鈴虫の生き霊が生息するようになる。生き霊は簡単に払うことができるはずだが、加減を間違えると鈴虫の命が危うい。信郷に相談した杏奈は安倍晴明を訪ねることになる。後宮を舞台に華麗なる王朝絵巻を揺るがす大怨霊の調伏はできるのか。超伝奇巨篇、期待に応える第二弾。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行 新書 > 小説・エッセイ
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