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烈願鬼 (Tokuma novels)
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晴明百物語
関白の藤原道隆が没して以後、権力は道長の手に転がり込んできた。少数派の伊周のわずかな希望が一条天皇の寵愛が深い妹の定子だ。そして、今、愛する人の子を産むことが出来ず思い悩む定子を囲んで慰めの一夜がもたらされた。それは定子の側近の一人、青柳衛門という新参の女房が手に入れた不思議なもの、魔物が拵えた蝋燭であった。それが燃え尽きるまで、魔物が好むような妖しい話を語り続けると、たったひとつだけ、どんな願いでもかなえてくれるというのだ。まずは物語を語らせたら当世第一の清少納言から話が始まったが…。様々な人の口を介して語られる奇妙な話の数々。富樫伝奇の物語全開。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行 新書 > 小説・エッセイ
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