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黎明の書 巻之壱 (Tokuma novels)
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人間の優に六倍は超す寿命と強靱かつ優美な肉体を持つ“貴種”に支配される西欧中世的世界。しかし彼ら“貴種”は、大陽の光を嫌い、人の血を好む吸血鬼と噂されていた。ある日、聖十字架教会の養い子で十四歳の少年ラウルは、森で“人狼”に襲われていた領主シェミハザ伯爵の嗣子イオアンと出会う。彼に惹かれていくラウルは、“貴種”を忌み嫌う司祭の不興を買い、教会を飛び出した。そして、イオアンの侍者となり、城で暮らすことになるが、そこでは…。少年たちの出会いは、平穏に見えた彼らの世界と運命を動かした。新たなる“吸血鬼”世界が、いまここに、始まる。
新書 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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