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オーディンとのろわれた語り部
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北の果ての国テューレの女王と結婚したいがために、アイスランド一の物語の語り手「ネコのトード」を脅し、自分の来し方の物語を語らせようとする、邪悪な魔法使いクヴェルドルフ。だが、正直な青年トードに「物語る力を悪用することはできない」と断られると、今度は神オーディンの力を借りて命を吹き込んだ死霊たちを、トードの住む農場に送り込んだ。昼も夜も現れる霊の姿、夜中にのしかかる牛の姿のばけもの…農場の人々は次々と逃げだし、とうとうただふたり残されたトードと物乞いの老婆は、襲い来る死霊に、立ち向かおうとするが…?また、老婆の正体は…?荒々しい魅力にあふれた北欧神話を下敷きに、独自の手法で織りあげられた、不思議な雰囲気をたたえた骨太な物語。小学校中・高学年〜。
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