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クリスマスの幽霊 (Westall collection)
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クリスマス・イヴ。雪のふりつもった美しい町をとおって、ぼくは、父さんが働いている工場へおつかいに行った。すると、エレベーターの中で、不思議なものを見た…壁の鏡に、サンタクロースみたいなおじいさんの顔が映ったのに、ふり返ってみたら、ほかにはだれも乗っていなかった。ぼくが、なんの気なしにその話をすると、父さんと、なかまの人たちの顔色が変わった。エレベーターには、工場をはじめたオットーという老人の幽霊が出る。だれかがオットーを見ると、その日、工場で事故が起こり、死人が出る、というのだ。どうしよう、今日、事故にあうのが、父さんだったら…?一九三〇年代のイギリスの小さな町を舞台に、男の子の冒険と、父と息子のきずなを描いた、心に残るクリスマスの物語。作者ウェストールの回想記を併録。
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