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わたしはここにいる、と呟く。 (徳間文庫)
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確かなものが欲しかった。絶対に自分を裏切らないものがー。萌子は幼い頃、母親に捨てられたことが原因で、確かなものしか求めず、なにも信じられない大人になっていた。そんなとき父親が亡くなった。葬儀で再会した叔母から、母親の居場所を教えられ、萌子は戸惑う…。どうか気づいて。わたしを見つけて。「さがす」をテーマに綴られた七つの物語。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・な行
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