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旋風(かぜ)の狩猟機 千葉暁(著) 朝日ソノラマ - @Books

旋風(かぜ)の狩猟機 (ソノラマ文庫)

著者千葉暁
出版社朝日ソノラマ
発売日1988年09月01日頃
サイズ文庫
価格555 円

年に1度の収穫祭の夜、中原の大砂漠ゴナに近いダマスタ国の小村カロウナを、十数機の操兵が襲った。顔の部分を覆う仮面の裏にはめ込まれた〈聖刻石〉を力の源泉とするこの人工の巨人兵軍団は、破壊と殺戮の限りを尽くした後、何故か村から一人の少女を連れ去っていった。少女の名はリムリア、村のラマス教寺院の管長の養女である。リムリアの幼馴染みで、操兵軍団に唯一人抵抗を試みた見習い僧のフェンは、管長の依頼で少女捜索の旅に出ることになった。父の形見の操兵ヴァシュマールに乗り込んだ野性児フェンは、己の真の使命も、リムリアの素姓も、古びたヴァシュマールが聖刻番号1092“白き操兵”として恐れられる狩猟機であることも知らず、ひたすら未知の世界への旅立ちに胸を躍らせていた。戦雲たなびく中原を白き操兵ヴァシュマールで駆け抜ける、フェンの大活劇。痛快新シリーズ第1弾。

ライトノベル > 少年 > 朝日ソノラマ文庫・朝日ノベルズ

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