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アジア諸国の女性障害者と複合差別 小林 昌之(著) アジア経済研究所 - @Books

アジア諸国の女性障害者と複合差別 (研究双書 629)

著者小林 昌之
出版社アジア経済研究所
発売日2017年03月15日頃
サイズ全集・双書
価格3,410 円

人権確立の観点から

本書では、女性障害者に焦点を当て、開発途上国において女性障害者が直面している人権課題を提示し、それに対して国の立法や施策、障害当事者運動がどのように対応しているか分析し、問題を明らかにすることを目的とする。とくに、序章で詳述する障害者権利条約が謳っている、女性障害者に対する複合差別に対して、対象国がどのように認識し、対応し、課題を抱えているのか、当該国の文脈のなかで掘り下げて考察する。なお、各章の論述では上記に留意しながらも、当該国で焦点となっている論点を取り上げて考察を行っている。対象国は、障害者権利条約の制定に地域として主導的に取り組んだ国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)に属するアジアの6カ国(韓国、カンボジア、タイ、フィリピン、バングラデシュ、インド)である。韓国は開発途上国ではないものの、同国はアジア地域で障害分野を先導するひとつのモデルであり、比較対象として解明が必要となっている。 まえがき 序章 開発途上国の女性障害者の課題 小林 昌之  はじめに  第1節 国連の人権条約における女性障害者の位置づけ  第2節 女性障害者の複合差別  第3節 アジア地域の取り組みと課題  第4節 本書の構成  おわりに 第1章 韓国の女性障害者 - 実態と法制度ー 崔 栄繁  はじめに  第1節 韓国の女性障害者の現況  第2節 女性障害者政策  第3節 障害者権利条約、差別禁止法と女性障害者  おわりに - 評価と課題 - 第2章 カンボジアの女性障害者 - 立法と政策 - 四本 健二  はじめに  第1節 カンボジアにおける女性障害者  第2節 カンボジアにおける障害者をめぐる法的枠組み  第3節 カンボジアにおける女性の権利をめぐる法的・政策的枠組み  第4節 カンボジアにおける障害者の権利をめぐる政策的枠組み  おわりに 第3章 タイの女性障害者 - 当事者運動とエンパワメント - 吉村 千恵  はじめに  第1節 女性障害者をとりまく社会環境と先行研究  第2節 タイにおける障害当事者運動の経緯  第3節 障害者運動のなかの女性  第4節 聞き取り調査からみた現在のタイの女性障害者  おわりに 第4章 フィリピンにおける「ジェンダーと障害」 森 壮也  はじめに  第1節 フィリピンにおけるジェンダー 一般への取り組み  第2節 女性障害者のおかれた現況  第3節 女性障害当事者たちからの声  おわりに - 取り組まれるべき課題 - 第5章 バングラデシュの女性障害者 - ケイパビリティ分析と女性障害当事者グループの役割 - 金澤 真実  はじめに  第1節 女性障害者をめぐる状況  第2節 分析の枠組み  第3節 調査の概要  第4節 調査結果と事例紹介  第5節 事例分析  おわりに 第6章 インドにおける女性障害者の現状 - 法制度からの検討 - 浅野 宜之  はじめに  第1節 インドにおける女性障害者の現状と課題  第2節 リプロダクティブ・ライツと女性障害者  おわりに

人文・思想・社会 > 教育・福祉 > 福祉

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