|
|
STD性感染症 (Compact clinic)
|
「もしも」「まさか」と思ったら…しっかり予防・治療
いまさら「小さいころからの倫理教育や道徳教育が大事」なんていったって、なんの“たし”にもなりません。誰だって好きな人ができたらHしたい、「この人!」とはっきりわかるまで、いろいろな相手とつき合ってみたい、と思うのは当然でしょ?中絶した子や、おなかを切られた子は「自業自得」なんて意地悪なことを、医者や教師にも思ってほしくない。性交渉をすることが悪いことだなんて教えてほしくないーそれが、この本を出そうと著者が思った理由です。でも、予定外の妊娠や、エイズなどの性感染症からは身を守りたい。それが当然の権利だし、それを提供するのが、厚生省や文部省、政府の責任です。ほんとうは、学校でもっと必要な知識や正しい情報を教えるべきだし、保健室などでピルやコンドームをただで提供し、求められたらSTDの検査をするべきです。それで性がますます乱れるなんてことはありません。北欧やオランダなどでは、かえって10代の性行動の開始年齢が上がりました。正しい情報をもてば、自分のからだを大切にし、慎重に行動できるということを示しています。
美容・暮らし・健康・料理 > 健康 > 家庭の医学
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|