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歯周病診断のストラテジ-
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歯周病という病気は一つの疾患ではなく、歯周組織が破壊される症候群である。この症候群の炎症性の特徴として、再発性感染症、免疫・遺伝性疾患さらに生活習慣病としての側面があげられる。一方、力による歯周組織破壊として咬合性外傷があるが、それは炎症性変化に伴ない、歯周-咬合コンプレックスという複雑な過程を経て、咬合崩壊、顎関節障害を生じさせる原因にもなる。歯周病の発症・進行には、さらに大きなバックグラウンドが存在し、内科系疾患および医学・歯学を越えた科学・生物学が深く関与している。そして、本書において重要な共通のキーワードは、時間軸と、個体の易感受性であり、これらはつねに念頭においていただきたい要素である。
医学・薬学・看護学・歯科学 > 歯科医学 > 臨床歯科学
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