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日本の怪奇ばなし(2)
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著者 | 木暮正夫
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出版社 | 岩崎書店
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発売日 | 1989年11月01日頃
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サイズ | 全集・双書
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価格 | 1,046 円
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この巻では『日本書紀』に記されている、古代の天皇をめぐる怪奇な話のかずかずを、まず紹介。7世紀半ばに斉明天皇の喪の儀式をだまってのぞいていた朝倉山の鬼も登場します。つぎに奈良時代から平安時代にかけてまとめられた説話集『日本霊異記』から、「元興寺の童子と鬼」「どくろの恩返し」「地獄からかえってきた男」「鬼づかいの奇僧・役の行者」など、『往生要集』の地獄案内にもふれています。そして、平安時代に栄華をきわめた藤原氏と朝廷内の権力争いにからんで、内裏の内外に出没した鬼の話、藤原時平のざん言によって大宰府に左遷されて亡くなり、雷公となって90年もたたりつづけた菅原道真の話がつづきます。小学校高学年以上。
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