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やさしい歌を歌ってあげる
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雪と氷に覆われたスウェーデンの3月。心の痛みから逃れ、静寂と孤独を求めて小さな村に移り住んだ30歳のヴェロニカは、ふとしたきっかけから隣家で世捨て人のような暮らしを送る老女アストリッドと知り合う。年齢も育った環境もかけ離れた二人だったが、春の訪れとともに氷が融けていくようにお互いへの信頼を深める。やがて二人は、いままで誰に語ることなく秘めていた不幸な過去を打ち明けあうことで、人生にふたたび光を見いだしていく!冬から春、夏から秋へとうつろう季節を背景に、繊細な感性とこまやかな描写で世界各国の読者の心を静かに揺さぶった珠玉の長篇小説。
小説・エッセイ > 外国の小説
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