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アフリカで一番美しい船
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第一次世界大戦前夜の一九一三年、北ドイツの造船所で働く三人の技術者が、皇帝ヴィルヘルム三世の命を受け、キリマンジャロの南にあるドイツ領東アフリカへ向かう。タンガニーカ湖畔で、アフリカ内陸にかつて存在した中で最も大きく、最も性能がよく、最も美しい船を造るためだった。やがて大戦が勃発、イギリス側は東アフリカの覇権を奪取すべく、二隻の小型船をケープタウンから陸路タンガニーカ湖まで運び、ドイツ艦船の撃沈を図るという奇想天外な作戦に着手した…映画『アフリカの女王』の背景となった史実をもとに、辺境の地で世界大戦を戦った人々と船の物語を、雄大かつドラマティックに描き上げ、ドイツはじめ世界各国で高い評価を得た歴史小説の自眉。
小説・エッセイ > 外国の小説
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