|
|
虹の降る滝
|
一九二〇年、若き医学生フランツ・グラフは自転車旅行の途中、フランスの小さな村ポートネイに迷い込んだ。地図にものっていないという、古めかしいその村に滞在することにし、泊まった宿の娘シモーヌと運命の出会いをする。美しいだけでなく、天真爛漫でしっかりとした考えを持つシモーヌとの出会いは、やがて大きな実りをむかえた。そしてその時、運命の歯車は回りだした…。数多くの人たちの運命を変えた第二次世界大戦。その中で起きる悲劇を、著者は直裁に、生々しく切り取っていく。著者自身が体験した何世代にもわたる戦争の悲劇。そこから生まれた美しい小説は壮絶な運命を用意しているー。
小説・エッセイ > 外国の小説
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|