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とりかへばや
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中世王朝物語全集12
大納言の異腹のきょうだいは、引っ込み思案の男君と活発な女君であった。大納言の「とりかへばや」の嘆きをよそに、性を取り違えられたまま、男君は女として、女君は男として成人する。女中納言は右大臣の四の君と結婚するが、宰相に密通され、自身も見破られて懐妊し、女姿に戻って出産する。男君は尚侍として女春宮に出仕し契りを結ぶが、男姿に戻って女中納言を探し出す。再会した二人は、それぞれの立場を入れ換えて、栄達への道を上っていく。
人文・思想・社会 > 文学 > 古典文学 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・な行 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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