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デジタル時代の妖怪学 渡部瑞希(著) 笠間書院 - @Books

デジタル時代の妖怪学

著者渡部瑞希 / 香川雅信 / Matthew Meyer / 廣田龍平 / 松本健太郎 / 武村政春
出版社笠間書院
発売日2026年03月05日頃
サイズ単行本
価格4,180 円

不可視のものを可視化する営為

現代の妖怪や怪異は、スマートフォンやインターネットなどのデジタル技術によって可視化され、恐怖を増幅させるリアルな存在として立ち現れる。本書では、デジタル技術の呪術的機能やメディアを通じて再生産される境界や異界の想像力、日本社会に蔓延る「空気感」、アニメーションが妖怪に与えるリアリティを論じ、文化人類学や社会学、民俗学、デジタル記号論、生物学、アーティストの視点から妖怪の存在意義をさらに深める。 光学技術や神経科学、ARなど近代の視覚変容の系譜における「幽霊の可視化」、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」から読み解く差別や社会的排除の変化、インターネットがもたらす恐怖の可視性、キャラクタービジネスや観光体験に取り込まれる妖怪、ウイルスの「妖怪性」とデジタル技術の影響ーー。現代における妖怪の在り方を通して、現代社会とそこに生きる人間の姿が浮き彫りになる書。 【目 次】 はじめに 序章 なぜ、デジタル時代の妖怪学なのか 渡部瑞希 第1部 妖怪文化の理論研究 第1章 妖怪の実在論ーー「目には見えないけれども、いる」の正体を探る 渡部瑞希 第2章 異界の想像力 渡部瑞希 第3章 デジタル技術の呪術的機能 渡部瑞希 第4章 妖怪アニメーション論 渡部瑞希 第2部 デジタル技術が可視化する妖怪 第5章 幽霊を可視化するーー明治20年代の「妖怪革命」 香川雅信 第6章 「鬼太郎シリーズ」から見る人間と妖怪の関係の変遷 渡部瑞希 第7章 外国から見る妖怪の魅力 マット マイヤー 第8章 見えるものこそが私たちの恐怖であるときーー現代インターネットにおける視覚的イメージの複数の強度 廣田龍平 第9章 キャラクター化する妖怪とその現代的役割ーー境港市における水木しげるロードをおもな題材に 松本健太郎 第10章 ウイルスと妖怪、そして鬼ーー可視化された者たちの行方 武村政春 おわりに

人文・思想・社会 > その他

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