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氷室冴子とその時代 増補版
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『クララ白書』『雑居時代』『なぎさボーイ』『なんて素敵にジャパネスク』などの少女小説、ジブリアニメにもなった青春小説『海がきこえる』、エッセイ『いっぱしの女』『冴子の母娘草』などで絶大な支持を得、今も人気女性作家たちがその影響を公言する作家・氷室冴子(1957-2008)。少女小説研究の第一人者が丹念な資料調査と取材から、その功績と志に迫る。若木末生氏、桑原水菜氏や各社担当編集者のインタビューを増補、未完の傑作『銀の海金の大地』第二部についての証言も収録。
人文・思想・社会 > 文学 > 文学史(日本)
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