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ある陪審員の四日間 D.グレアム・バーネット(著) 河出書房新社 - @Books

ある陪審員の四日間

著者D.グレアム・バーネット / 高田朔
出版社河出書房新社
発売日2006年09月
サイズ単行本
価格1,760 円

裁判所という建物のなかで、具体的にはどのような出来事が起きているのだろうか?本書は、そうした素朴な疑問に答えている。著者バーネットは、召喚状を受け取ってから評決を出すまでの経緯を、さまざまなエピソードを交え、臨場感あふれる文章で綴っていく。閉ざされた陪審室のなかで、争点となっている殺人事件の詳細を検討するうち、議論は社会における法と正義のあり方にまで及ぶ。確たる真相の解明が望めない状況で、選択すべきは法の尊重か、正義の行使か?陪審員たちの感情的対立や個人の心の葛藤を通じ、人間の強さと弱さが露わになる。

人文・思想・社会 > 法律 > 法律

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