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あられもない祈り (河出文庫)
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幼い頃からずっと自分を大事にできなかった“私”。理不尽な義父と気まぐれな母、愛情と暴力が紙一重の恋人に、いつしか私は、追いつめられていく。そんな日々のなか、私は、二十も年上の“あなた”と久々に再会する。そして婚約者がいるはずの“あなた”に、再び愛を告げられてー“あなた”と“私”…名前する必要としない二人の、密室のような恋。至上の恋愛小説。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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