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天平の三皇女 (河出文庫)
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聖武帝の娘の栄光と悲劇
聖武天皇には三人の娘がいた。阿倍内親王は孝謙・称徳天皇となるが、道鏡擁立をめぐり、汚名を残す。井上内親王は時の天皇呪詛の嫌疑で幽閉死を余儀なくされる。不破内親王は両姉に陥れられその後流罪となり、死地すらわからぬ非業の最期を遂げる。激動の天平時代を決定づけた三姉妹の悲劇の生涯を描く古代史研究の決定版。
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