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忘れられたワルツ (河出文庫)
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ごめんわたしふつうがわからないの…恋人の鯖江君と別れたわたしは、預言者のおばさんと出会う。彼女が空に投げた音符が奏でるのは「未来の曲」。しかし、その暗く濁ったメロディは、戦争の始まりを告げる「国民保護サイレン」だった…。震災以後の、ふつうがなくなってしまった世界で、あのころより見えるものがあるー不穏に揺らぎながら、美しく輝く七つの“生”に寄り添う傑作短篇集。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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