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検閲帝国ハプスブルク 菊池良生(著) 河出書房新社 - @Books

検閲帝国ハプスブルク (河出ブックス)

著者菊池良生
出版社河出書房新社
発売日2013年04月
サイズ全集・双書
価格1,650 円

グーテンベルクの活版印刷の発明と共に、検閲の歴史は始まった。初めは宗教改革のビラ取り締まり、やがて、新聞、雑誌はもちろん、小説、戯曲、詩に至るまで、自らの名誉と立場を守るため、ハプスブルク家の人々は検閲に躍起になっていく。そして、彼らが検閲に必死になればなるほど、次々と抜け穴を見つけていく表現者や印刷業者たちとくり広げられるいたちごっこは、やがて著作権の誕生につながっていく。出版という観点から見た、ちょっとユーモラスなヨーロッパ文化史。

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