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西遊記(第6巻)
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著者 | 邱永漢
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出版社 | 魁星出版
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発売日 | 2007年06月
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サイズ | 単行本
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価格 | 1,980 円
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炎暑きびしい夏もすぎ、秋風の立つ季節がやってきたというのに、蒸されるような暑さの火焔山に、三蔵法師一行はさしかかった。この山の炎は、翠雲山芭蕉洞に住む羅刹女の秘蔵の品、芭蕉扇であおげば、なんなく消えるという話を、悟空が聞きだしてきた。羅刹女は鉄扇公主ともいい、牛魔王の女房で、紅孩児の母親である。かくして、悟空・八戒と牛魔王、羅刹女、そして牛魔王の妾・玉面公主を混じえての芭蕉扇をめぐる死闘がはじまった。双方、十二変化の術を駆使して闘うが、いっこうに勝負がつかない。そこへ如来の仏兵、玉帝の天兵たちが助け太刀にやってきた。妖怪たちは、李天王の照魔鏡に正体を照らし出され、ついに降参する。牛魔王の正体は大きな白牛、玉面公主は狸だった…。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行
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