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トーマス・マン日記(1935-1936)
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この巻に収められた1935年から1936年にいたるトーマス・マンの日記は、すでに刊行されている1933年から1934年にいたる日記に直接続くもので、あわせて筆者トーマス・マスの生涯における、明確で意味深い輪廓をもつ一時期、すなわち1933年2月に強いられて心ならずも亡命が始まってから、1936年12月、ドイツ国籍の自発的断念と、自らの選択による最終的な、国民社会主義ドイツからの決別にいたるまでを遺漏なく示している
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