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建築基礎 耐震・振動・制御
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本書は、耐震・振動・制御に関して大学の建築学科の学生も理解できるように作成されたものである。その際、兵庫県南部地震の重大な被害、および時代の要請をうけてなされた建築基準法の改正内容や、SI(国際)単位をとり入れたものとしている。建築物の耐震工学について、その基礎となる地震と地震動について、地震の発生や地震の強さ、日本の地震活動、地震波の性質、および地震荷重について紹介。次に建物の振動について、自由振動、定常振動や減衰の働きを、1、2、多自由度系について説明し、その解析例も示す。地盤と建物との相互作用についても述べる。さらに、新しい構造形式である免震構造・制震構造の概念も概説。また、建物の耐震設計の概念と基本的な考え方を説明。最後に地震災害と予知・防災についても述べる。
科学・技術 > 建築学
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