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アメリカ知識人の共産党
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著者 | 中山 俊宏
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出版社 | 勁草書房
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発売日 | 2023年05月01日
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サイズ | 単行本
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価格 | 5,170 円
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理念の国の自画像
第二次大戦以前、共産主義はアメリカでも多くの知識人を魅了した。しかし、戦後は「異物」として排除された。思想の自由が許されるはずの国で、一つの思想が排除されたことは、アメリカの知識人たちの間で激しい論争を生み、そこには自由の国のジレンマがつねに現れていた。本書では、「イデオロギーの終焉」を唱えた一九五〇年代の反共リベラル、社会変革を担った一九六〇年代のニューレフト、ニューレフトに反発した冷戦後の新保守主義者、これら三世代の論争を検討することで、アメリカで共産主義がどのように受容され、そして拒否されたのかを明らかにし、その背後にある理念の国の移ろいをも映し出していく。アメリカとは何か、左翼とは何か、そして知識人の役割とはー。理念の国の本質が、ここに浮かび上がる。
人文・思想・社会 > 政治
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