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アメリカのアジア戦略史 上
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建国期から21世紀まで
海に囲まれた地で、崇高な理念を掲げて誕生した国、アメリカ。そのアメリカにとって、アジアは決して海の向こうの辺境ではなかった。建国直後、早くも太平洋への進出をもくろんだ戦略家たちがいたのだ。彼らはなぜ、アジア太平洋に乗り出そうとしたのか。二〇世紀に入ったとき、急速に台頭する日本をアメリカはどう捉え、どのような論争を繰り広げたのか。日米同盟が転換する今こそ読まれるべき、壮大な歴史物語をついに完訳。アメリカを大国に押し上げた戦略家たちの成功と失敗をスリリングに写し出す。日本専門家であり、アメリカ政府高官も務めた著者による、大国の大戦略史。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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