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羅生門河岸心中 (広済堂文庫)
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時代連作・郭十景
寒村から江戸へ出てきたものの、生きる望みも無くしたあぶれ者と、吉原の最下級の局女郎に身を落とし、どうせ死ぬなら心中でと思う女が偶然出会い、大川に身を投げようとする表題作の『羅生門河岸心中』や、飢饉の村から七歳と九歳で売られ、今や吉原一の花魁となった妹と、ある事件を起こし、下級女郎に落とされた姉の悲惨な過去の秘密を描く『食む』など、遊郭に生きる様々な人間模様を活写する時代連作。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行 文庫 > 小説・エッセイ
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