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風蘭 (広済堂文庫)
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隅田川御用帳
離縁が叶う寸前に、亭主殺しの疑いをかけられた女が最後に選んだ道は…。夫婦の愛情なんか最初からなかった、そう言って縁切り寺に駆け込んできた女が胸中に零す一筋の涙…。不実な夫から逃げるようにして別れ、自分の生きる場所を懸命に探す女が得たものは…。離縁をさせたために、更なる不幸を背負わせることになったひとりの女を思い、お登勢の心が千々に乱れる…縁切り御用をつとめる『橘屋』の女主人であるお登勢と素浪人塙十四郎の人情裁きを描く好評シリーズ第十弾。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
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