|
|
炎の牙 (広済堂文庫)
|
八丁堀つむじ風
阿漕な金貸しから金をくすね、追われる身となり、両国橋から身を投げようとした男の背に声をかけた小粋な女は、自分を天女だと言った…。拐引かされた厩新道に店を構える墨問屋『遠州屋』の隠居を助けた少女は、私たち姉弟を御隠居さんの孫にしてと言った…。和泉橋の欄干に佇み、涙を流していた儚げな女を見た男がそのわけを聞くと女は、どこにでも転がっている女の愚痴ですから…と言った。南町奉行所同心・成沢東一郎の粋な裁きを描く書下ろし好評シリーズ第六弾。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|