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木戸の非情仕置 (広済堂文庫)
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大江戸番太郎事件帳14
ある日の早朝、左門町に四歳くらいの迷子の男の子がうずくまっていた。怯えて口もきけない様子だ。前日、板橋宿で伝馬屋一家に賊が入り市ヶ谷八幡で女中の死体が発見された。犯人は事件を見た男の子を消そうと左門町に現われる。木戸番・杢之助は役人が町に入る前に事件を密かに処理しようと探索に乗り出したが、犯人は十数年前の知られたくない杢之助の過去を知る男だった。榊原真吾と居酒屋の清次が合力し、岡っ引・源造の目をかすめながら板橋宿と四ツ谷一帯を舞台に杢之助と盗賊一味との激闘が…。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行
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