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日の名残り (広済堂文庫)
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隅田川御用帳
縁切寺『慶光寺』の御用を務める寺宿『橘屋』に、薬酒問屋『大黒屋』の内儀であるおきくが駆け込んできた。武家の出であるおきくは、実父が負った借金のため五年前に大黒屋卯兵衛に嫁いだのだという。はっきりとした理由を言わぬまま、離縁を…と繰り返すおきくの身辺を調べ始めた橘屋のお登勢と塙十四郎の前に、浮かび上がってきたのは、大店の主とは思えぬ卯兵衛の意外な裏の顔だった…。書下ろし好評シリーズ待望の第十四弾。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
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