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木戸の女敵騒動 (広済堂文庫)
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大江戸番太郎事件帳20
夜半、四ツ谷左門町の木戸に刀傷を負った男が倒れていた。杢之助は侍らしい男を木戸番小屋へ運び、浪人の榊原真吾を呼んで手当てをしてもらう。やがて市ケ谷御門近くの小普請組・服部惣右衛門の屋敷で事件があったことを杢之助たちは知る。用人の妻と御小姓衆・長田家の部屋住が密会しているところに夫が踏み込み、妻は斬り捨てたが、間男は疵を負わせただけで取り逃がしたというのだ。武家同士の争いに巻き込まれ、奉行所の手が町に入るのを恐れた杢之助は、男の身を内藤新宿に移すことにするが…。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行
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