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荒城の蒼き殺意 小杉健治(著) 光文社 - @Books

荒城の蒼き殺意 (カッパ・ノベルス)

著者小杉健治
出版社光文社
発売日1995年11月15日頃
サイズ新書
価格875 円

長編推理小説

暴走族の少年・柳本に夫を殺された西崎有希。夫を偲ぶ旅に出た彼女は、東北の漁港で、荒々しいがどこか魅力的な男・黒木と知り合う。が、黒木は、漁船に乗り込み遭難、行方不明となる。黒木は有希の心に、重く熱い感情を残した。有希は黒木の生まれ故郷・豊後竹田を訪れ、そこで、幼いとき母とともに父に捨てられた黒木の過去を知る。やがて柳本が殺された。現場に落ちていた有希のロケット。アリバイのない彼女は逮捕された。犯してもいない凶行を認める有希。検事の桐生はそんな有希の態度に不審を抱き、黒木の存在に気づく。そして…荒波逆巻く北の海と岡城跡に鳴り響く、骨肉の愛と復讐の哀しきメロディー。作者渾身の書下ろし力作。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行
新書 > 小説・エッセイ

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