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悲憤の「大和」、栄光の「雪風」 (カッパ・ノベルス)
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著者 | 辻真先
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出版社 | 光文社
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発売日 | 1996年03月05日頃
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サイズ | 新書
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価格 | 854 円
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長編海戦史
不沈艦を豪語する巨大戦艦「大和」は、出撃の機会に恵まれず、脾肉の嘆をかこつ巨人であった。一方、陽炎型駆逐艦「雪風」は、度重なる出撃で、奮戦奮闘、無傷のまま戦果を誇っていた。昭和二十年四月六日、二艦は同時に出航。最後の連合艦隊として、沖縄めざしての特攻出撃である。戦闘機の援護はゼロ。明けて七日、アメリカの戦爆雷の大編隊が来襲。一波、二波、三波…雲霞のごとき敵編隊に、大和の砲は咆哮し、雪風は波立つ海を走り回り、銃撃した。そして…。二艦の戦闘の軌跡を追いながら、人間の人生にも敷衍される、運命の不思議さ皮肉さを鮮やかに描き出した著者入魂の書下ろし力作。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行 新書 > 小説・エッセイ
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