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抜け首伝説の殺人 白木健嗣(著) 光文社 - @Books

抜け首伝説の殺人

著者白木健嗣
出版社光文社
発売日2023年10月25日
サイズ単行本
価格1,980 円

巽人形堂の事件簿

三重県の四日市で江戸時代から続く老舗造り酒屋・加賀屋酒造の創業者一家に、殺人事件が起こった。生首が酒蔵で見つかり、胴体は屋敷で布団に寝かされていたという。加屋賀酒造には、門外不出の酒米・間歩守とその米を材料にした地域を代表する銘酒・間歩錦がある。繁盛を妬んだ同業者の仕業なのか?一方で、この酒造には奇妙な言い伝えがあった。創業者は妖怪・抜け首の血を引く一族だというのだ。酒造を訪れていた人形師・巽藤子は、頼まれもしないのに事件に首を突っ込む。まるで、因果の歪みに魅せられているように。欲望と因習、秘められた悪事と捻れた殺意。謎が謎を呼ぶ長編ミステリ!

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行

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