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人種差別主義者たちの思考法
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黒人差別の正当化とアメリカの400年
「ブラック・ライブズ・マター」運動の影響で生まれた、人間の思考法を覗き込む、反人種差別のための「人種差別思想」とは、ある人種グループをほかの人種グループより劣っている、あるいは優れていると見なす考え方を指す。アメリカ社会では、政治・経済・文化的な利己主義から生まれもすればときに「性」が誘導し、また「宗教」や「科学」が追従することで、黒人を「劣った人種」であると見なし続けてきた。その差別の正当化はいかなる論理づけをもって行われてきたのか。アリストテレス、ヘーゲル、リンネ、ヴォルテールら著名な学者の理論から、リンカーン、ケネディ、ニクソン、オバマら政治家の言動、そして一般大衆や黒人自身までを対象として複雑に絡み合うその歴史を描く、アメリカ人種差別問題の決定版!2016全米図書賞ノンフィクション部門受賞。
人文・思想・社会 > 政治
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