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DOPESICK (光文社未来ライブラリー)
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アメリカを蝕むオピオイド危機
「夢の鎮痛薬」と宣伝されたオピオイド。本書には、医師の処方が必要なこのオピオイドがアメリカの田舎町を侵食していく過程や、製薬会社と医師の癒着、麻薬密売人も含めての共謀関係、津波のような勢いで広がっていく依存症に対してあまりにも不備が多い現在のアメリカの医療体制や医療保険制度と政治体制の現実、そして多勢に無勢を覚悟の上でこの難問に戦い続ける市民や被害者家族の苦しくも逞しい姿などが実にリアルに描かれている。
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