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切腹屋 岩井三四二(著) 光文社 - @Books

切腹屋

著者岩井三四二
出版社光文社
発売日2022年09月22日頃
サイズ単行本
価格1,760 円

江戸時代に裁判は公事とよばれた。公事の当事者に手と知恵を貸す商売・公事師の駆け出し・辰次は、松代藩山手村から江戸に公事に来た村人代表の伊左衛門、三平、善六に、負けたら切腹してみせる、と大見得を切り、大金三十両の仕事を引き受ける。辰次が事情をよく聞けば形勢は山手村に圧倒的に不利で、しかも相手方の坂田町には謎の凄腕公事師・唐物屋がついているという。このままじゃ公事に負けて本当に切腹だ!世話焼きの昔馴染み・おつうに尻を叩かれたり、元大奥の奥女中のばあさん・藤波の手を借りたり、あの手この手で必死になる辰次に逆転の目はあるのか?歴史小説の名手が、お江戸の町で活躍する若い公事師の姿を軽妙に、人情味豊かに描くエンタメ時代小説の快作!

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行

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