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遠乃物語
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著者 | 藤崎慎吾
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出版社 | 光文社
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発売日 | 2012年07月
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サイズ | 単行本
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価格 | 2,200 円
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明治三九年、台湾原住民の査察を終え、郷里の遠野に戻っていた人類学者・伊能嘉矩は、天ヶ森近くの熊野神社で、マラリヤの発作を起こして倒れる。目をさました彼は、介抱してくれた佐々木喜善とともに、「遠乃」という、郷里とは似て非なる町に迷い込んでいることを知る。違いはほとんどない。しかし、ここでは、昔語りも言い伝えも存在しないようなのだー。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
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